OSHO禅タロット解説 大アルカナⅨ ALONENESS 独りあること

OSHO禅タロットは、インドの思想家OSHOの弟子が
OSHOの講話を元に作り出した79枚で構成されたタロットです。

禅の教えを盛り込んだタロットは、
一般的な西洋タロットとは使い方も世界観も違いがあります。

絵に惹かれて禅タロットカードを購入される方もいらっしゃいますが、
カードの箱に入っている解説書の意味を読んでも、どう読んだらいいのか分からないと仰る方も多いです。

この解説書に書いてある言葉の中にもたくさんの気づきがあり
たくさんの癒しがあります。

でも!解説書の文章が、難しい!!(笑)

ということで、よく難しいと言われてしまう禅タロットの魅力を
みなさんに分かっていただきたいと思いまして、私なりの禅タロットの
解説を一枚づつ、載せていきますね~

是非、OSHO禅タロットに触れてみてくださいね♡

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<ALONENESS 独りあること>

「さみしさ」と「独りあること」
その間には、途方もない違いがある。

さみしいとき、誰かのことを考えているだろう。

その人がここにいたら、さみしくなかったのに。
そう感じているだろう。

さみしさは「他者の不在」だ。
独りあることは「自己の現存」だ。

さみしさはネガティブであり
独りあることはポジティブだ。

私が、私をここに在る状態にする。

私が、私に満ち溢れていれば、私は全宇宙を満たすことができる。

そうであれば、誰かを求める必要はない。


「大切な人」がいないのは寂しいことです。
でも、「孤独」がもたらす自由というものもありますね。

自分の考えを認めてもらいたいという思いを理解してもらえなかったとき
孤立を感じて辛い思いをすることもできるし

周りの人に理解されなくてもなお、自分の思想を強靭だという事実を
祝うこともできます。

もし、あなたが今、その状態にいるのであれば
「独りあること」をどのように見ているか、に気を付け
自分の下した決断に責任を取ることが必要です。

どんな暗闇の中でも「自らの光になる」と決めるのです。

究極的には、どんな仲間も、地図も、ガイドもなく
暗闇を進む道を自ら作り出す力を、
私たち一人一人が自分の内側で開発しなくてはならないのです。